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金山(金包里)老街

  • エリア :新北市

金山老街はかつて清の時代、商業の老街でした。商業活動が非常に栄えており、老街の芋餅、紅心甘藷(サツマイモ)、蛋捲(エッグロール)等の商品がとても有名です。毎回ここに来ると溢れんばかりのお土産を買って帰ることでしょう。その他、道にはなおも旧石造りの建築の特色が残っており、長く連なった店舗や住宅が散在しています。そして、100年の歴史を持つ昔ながらの米店では、正方形で木製の昔のお米入れや秤、100年前の木材を組み合わせた木の扉などの歴史的文物を見ることができます。隣の伝統的な漢方薬店には薬瓶が陳列されており、清の時代当時の面影が残っています。 清朝の時代の雍正末年、泉州の移民が下中股庄に街を建設しました。街の長さは約1kmで、金聲橋を境界として、頂街と下街に分かれています。街区は慈護宮を起点として、今日まで300年余りの歴史を有しています。狭くて中に入ると深く、なおも「亭仔腳」の建築の特色を残しており、現在、北海岸でわずかに残る清代の老街です。昔は金包里の住民の主な農産物、漁獲物の集散地でした。残念なことに、今の老街の建築は以前とは異なり、現在は伝統的な特色ある台湾式の古い商店住宅と、一部日本統治時代の西洋風建物がわずかに残っているのみです。例えば慈護宮の後方には、清朝末年の木造の家、日本統治時代の赤レンガ造りの西洋風建築物、清水路に200年の歴史がある芑豊居などがわずかに残っています。老建築は既にないものの、老街の市場は100年前と同じように賑わっています。金山朝市は今も伝統的な市場のスタイルを残し、市場では季節によって、この場所ならではの紅心地瓜(サツマイモ)、跳石芋頭(タロイモ)、マコモダケ、赤殼箭竹筍等の野菜を買うことができます。近年、金山では観光旅行事業の発展に力を注いでおり、老街は伝統的な老舗米屋、老舗漢方薬店、雑貨店などの商店以外に、多くの特色のある新しいお店がオープンしており、新しい風采を見せています。お店では食べたり飲んだり遊んだり、何もかもが揃っており、観光客が必ず訪れるべきスポットです。